六地蔵と仏足跡

六地蔵と仏足後

六地蔵と仏足跡私達が地獄・餓鬼・畜生・修羅(他に、人・天)に落ちて輪廻転生しても助けて下さる六地蔵。お地蔵様は仏像中一番親しまれていて数も多く作られている。仏教の意味もお経も分からない子供は、亡くなると皆お地蔵様になると言われている。夏の地蔵盆は子供達のお盆である。

仏陀は自分の亡き後も「法」を灯火とせよ、偶像崇拝はするな、と言い残された。しかし、後世になって仏陀がおられることを示す物として「仏足跡」が作られた。それは仏陀の足の裏で、大地にしっかり密着するように平で、法輪のような文様が記されている。奈良の唐招提寺の仏足跡は有名である。

ここは、東京・東久留米の淨牧院。曹洞宗の寺院である。清浄な心地になる。