仏事の心得18か条⑫

線香の火を口で吹き消さない

まず、ローソクの灯があるかどうかを見る。
もし灯がなければ、マッチ(今はマッチ以外もあるが)で火をつける。
しかしマッチで直接、線香に火をつけるのは避けたい。
また、火をつけたマッチの軸はマッチ消しの中に入れる。
マッチの火を口で吹き消してはならない。

右手に線香を一本持ってローソクから火を移し、炎があれば左手で扇いで消す。
線香は、香炉の中心にまっすぐ立てる。
線香が三本の時は、一本ずつ香炉に立てるのが作法である。

【座礼】
設けの席の一膝手前に座り、位牌と遺影を正視して一礼する。
次に、両手をついて設けの席ににじり出て合掌する。
香典を持参した時は、仏前の右脇におく。
線香をあげて合掌。
再び一礼し、両手をついてから席から一膝下がり、遺族に向き直りお辞儀して退席する。
「鉦・かね」(鈴・りん)は鳴らさないほうが無難である。

                                   忌と喪と斂より